インビザラインファースト

透明なポリウレタン製のマウスピースは目立ちにくいです。周りのお友達に気づかれずに歯並びの治療を進めることも可能です。

食事の時はマウスピースを取り外せます。いつも通りに好きなものを自由に食べられることから、食事の楽しさも失われません。学校での給食や遠足の時のお弁当もお友達と楽しく食べられます。

インビザラインファーストでは、歯磨きの時もマウスピースを取り外せます。ワイヤー矯正のようにブラケットやワイヤーが邪魔になって歯磨きしにくくなるようなことはありません。矯正中でもむし歯リスクを抑えられます。

インビザラインファーストのマウスピースは、厚みが0.5mm程度しかありません。表面も滑らかなので、装着時の違和感・異物感が少なく、楽器の演奏やスポーツで支障をきたすこともないでしょう。

一般的なワイヤー矯正は、1ヵ月に1回の通院が必要となりますが、インビザラインファーストの場合は、1.5～3ヵ月に1回くらいの頻度で矯正を進められます。これはインビザラインファーストのマウスピースが矯正のスタート時点ですべて完成しているからです。

マウスピースはお子様自身で1～2週間ごとに交換していただくことになります。

インビザラインファーストでは、金属材料を使用しないため、金属アレルギーのリスクがゼロになります。金属アレルギーをお持ちのお子様でも問題なく矯正を行えます。

インビザラインファーストは、顎の骨の発育を正常化しつつ、歯並びを細かく整えることも可能なので、2期治療でやらなければならないことを少なくできます。その結果、2期治療の期間が短くなることが多いです。

インビザラインファーストのマウスピースは、1日20時間以上装着しなければなりません。そのルールが守れないと、適切な矯正力が働かず、歯も動いていきません。

インビザラインファーストは、乳歯から永久歯への交換時期に適応される治療法なので、お子様の発育の速度によってはマウスピースの作り直しが必要になります。ただ、マウスピースの作り直しにもスキャナーを使用できるため、歯型取りは3～5分程度で終わります。

骨格的な異常に由来する噛み合わせの問題や重度の不正咬合などの場合は、インビザラインファーストで改善できないことがあります。

その場合、顎顔面矯正治療など他の治療法をご提案させていただく可能性があります。